土曜も日曜も。

好みは本作長義さんだなー、つってたんですが。
(刀紋がすごく大きくて規則的に波打ってて、キラッキラして綺麗。

日曜にお伺いした藤森さんの刀剣鑑賞会にて。
長義さんがいて、おくちあんぐりしてしまった件。
(刀匠の先生は、京博展示のものよりも良いものかも、ってお茶目に舌を出しておられました。

(ただ、もちろん美しいのですが、刀紋はまったく異なるものでした。
GHQ統治の頃に刀剣保護に奔走なさった方の鞘書き付き。

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土曜は末兼先生のお話を拝聴すべく、朝イチで雨天の中、京博前に並びました。
(ニコ生でとても面白かったので、もっとお話を聞いてみたくなったのです。

講演会の整理券に並ぶ前に、ワークショップの予約をするために
1F横切ってったんですけど、
お膝ちゃん、そざさんの前にほぼ誰もいないとゆう奇跡があったので、
とりあえづ、単眼鏡でながめ倒しておきました☆
当然、長谷部くんにも朝のご挨拶をして。←ココはゆがみない。

ワークショップ、昭和期の刀剣(刃は取ってあるそうです)を、目の前で拝見できました。
簡単な刀紋や地鉄の説明のあと、マスクをつけて、3名ずつ2組で、数分間の鑑賞。
(10分ぐらいあったかなー。
かなり近くで、切っ先から茎までじっくりと鑑賞できます。
良く手入されている、傷ひとつないピカピカの美刃さんでした。

さて講演会場では、先週お会いした方を発見して、お隣に座らせていただき、
BOOTHで買い逃した京博鑑賞の手引き(正式タイトル胡散霧消)を読ませていただいたり。
(素人さんが書かれたものなのですが、わかりやすかったし、愛がすごかった…。
(巻末の、参考文献一覧がモノスゴかった…。どんだけ調べたんだろう…!

で、後援会をお聞きしたんですけれど。

印象的だったのが、三条宗近さんのことが載っているのが、
「銘尽」の数か所だけだったりだとか。

粟田口の系譜は、その文書に2つあって、
(その2つがちょっと違う…w
のちに出たものはいっぱい書き足してあるだとか。

本当に、記録が無くてわからないことが多い、ってとこでした。

ネットで適当に調べて読んではいたけど、
実際の文献持ち出してこられて、彼らの記録はここに書かれているだけ。
…って、教えていただいたのは、霧が晴れるよーにクリアになったし、
まぁだから嘘も多いんだろうけど、そこに空想の余地があるっつーか
ロマンだよなーって勝手に思ったりしました。

あと、ごこちゃんがその時代にその名前をつけられた意味とか。
(虎は朝鮮・中国にはいたけど、日本にはいないから、
(全部伝聞で実感がわかなくて、あまり描かれてこなかった。
(実際に見た人が近代になって出てきてからの命名

…ってゆう、全部ウロ覚えですg
(一部メモってみたけど、メモとるのって大変やなー。学生以来やわー。

で、晴れてきたので、はぢめての豊国さんへ行ってみまちた。
(先週はめっさ雨天だったからな…。
どっしりした立派なお社で、トヨトミーって感じしますね!←ボキャひん☆

社務所前にめっちゃ並んでおられましたー。
私は件のばみっちのご朱印と、メモ帳セットを授けていただきました〜♪

そっからぐぐったおいしそうなパンケーキでお腹をこしらえ。
(京都はおいしそうなものがいっぱいあっていいなー!

京博にとって返し、先週とはうってかわった混み具合に、
人垣の後ろから単眼鏡でウロウロとさまよってみました。

堀川国広さんが、「藤原国広」の名前で数振あるみたいなんですけど、
なんか、他の子と比べて、あんま注目されてない件。
(そうは呼ばれてないからだろうけど、たぶん「堀川」ってどっかに書いてたら、
(注目度チガウ気もしますが…。
(国永さんも、五条姓だからか、注目度イマイチな感じ。あの国永なのに〜。

さすがにとゆうか、やっととゆうか、本作長義さんは、少し人だかりがデキてて。
(一番の人出だったのは、みかちゃんと、粟田口の短刀部屋だったりするんですけど。
(夕方には、長谷部くんの前に行列がつくられていて、わーい♪って思いました。←

途中で、フォロワーの方と偶然に再会して(先週の講演会でお会いしてt)、
最後の方まで一緒にまわりました。
何を話すわけでもないんですけど、そうゆうのも楽しいですね〜。

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刀匠さまのお話。

刀をつくるのは、夏は向いていない。
湿気が多くて、炭がしけって、温度が上がらないから。

(公開鍛錬中、結構な時間、ふいごで温度を上げていたなぁとか。
(この炭も貴重なもので、作る人も少なくなっているとか。
(温度が上がるのを待つ間、いろんな説明もしてくださっていました。

熱田神宮、藤森神社の公開鍛錬は夏、梅雨時期にやったが、
そういう条件でもきちんと行えるように準備を整えている。

神様の前で行う奉納行事だから、失敗は許されない。

なにげなく拝見していた公開鍛錬でしたが、
万全の準備をなさって、とても真摯なお心で向かわれていたのだなと。

(ふいごや炉など施設の設置・解体・運搬がたいへんそうだなとは思っていたのですが。
(鍛錬に向かない時期に奉納として、私たちにも公開してくださるって、
(実は、とてもとてもありがたいことなんだなーって、改めて実感しました。