天然砥石をてにいれた!

こないだの、みかちゃんとこの包丁が、さすがに切れが鈍くなってきまして。←一回も砥いでない。

これわ、一日も早く砥がねば…! できれば砥石が欲しい!

…で、ぐぐったら、きょーとになんかスゴイ砥石屋さんがあるじゃん。さすがきょーと!←まな板屋さんも府内だった。

京都市内で実演販売ぽいものが予定されてたイベントが中止になってしまい。←世界遺産なお寺で和文化のなんだかそのようないべんと。

お店はちょっと山の中っぽいけど、公共交通機関で行けないこともないかー?とか調べてたら、バスが1日2-3便レベル。

最寄り駅にレンタサイクルが存在してくれていたのだが、ぐぐるせんせによると、自動車は直線距離でスッといけるが、徒歩なら超絶遠回りしろとのこと。これわ…もしや坂か?!

イチかバチかで、お店に砥ぎ体験の予約をし、最寄り駅に行ってみることに。

(JRで行ったんですけど、嵐山とか通るのに、オフシーズンとはいえ人があんましいなくてビックリ☆

レンタサイクルのおぢさんが、電動アシストなら行ける、って仰ってくれたので。

………結構な峠越えでした………。

(峠を攻めるライダーの群れが複数通る程度。←わかりにくいたとえ。

午前中は曇って寒風吹き荒んでいて、電動とはいえ完全にママチャリぼののん仕様。

(だいたい歩道がついてるけど、ついてないとこはコワイ。

タクシーも呼べるので、自動車で行きなさいレベルでした。

道を確認しいしい、50分かかりました。←予約の時間があったので、約6割の上り坂を飛ばしてコレ。しかし道確認しなければ(方向音痴なので無理)あと10分はちぢめられたな…☆キラーン

峠越えなだけあって、小川や竹林、梅の花が見頃だったりと、サイクリング(ぶっ飛ばしてたけど)ならではの、ゆっくりと景色を体感できたのはヨカッタかも。

***********

お店は、里山の中、周囲がお山といった感じ。

千年杉がご健在とゆう小さな神社のお隣で、住宅のお隣に、屋根つきの作業場が半野外な風味で設けられていました。

すごくフレンドリーなご夫妻がお相手してくださり。

熱いお茶とお茶菓子を出してくださったり、干し柿いただいたりしたんですけれど、とまどうぐらいの歓待ぶり。

レクチャーを受けて、ひたすら砥ぎの練習をしてきました。

わかりやすく教えてくださり、ことあるごとに褒めてくださるのもあり、ココでしっかり覚えて帰らねば!ってゆう気合もあったとはいえ、スイスイ砥げるようになってくると、楽しくなって結構な時間、持って行ったみかちゃんちの包丁で砥ぎ練習をさせていただきました。

砥ぎ石を変えると、感触や音が変わって面白かったり。

いろいろとお話も伺い、年に幾度かテレビ取材にも応じられているそうで、そのうちの1つをタブレットで視聴させていただきました。

(お店のHPはご本人が作られているそう。

長年、岩盤を手作業でくり抜くかたちで切り出されているそうで、それを運んで成形して…と、思ったよりもたいへんな力仕事なんだなと。

やっぱり、極めてらっしゃる職人さんのお話はとても興味深く面白く。

約2時間、あっとゆーまに時間が経ちました。

予算をお伝えすると、その価格帯の石を選んで出してきてくださいます。「これ以上のは出さないよー」って言ってくださるので安心。

それでも予算はちょっと超えたのですが、家庭用で使うにはもったいないぐらいの、しっかりした石を選ばせてもらいました。ためし砥ぎをして、形も大きさも刃のすべりも良かったので。

(砥ぎ体験をさせていただいた大きい石は、じゅうまんえんもするとのことで、職人さん用なのだなぁと思ったり。

(何個も所有して、日によって違う感触を楽しむ方もいらっしゃるとかで、あぁあお金…!!って、こうゆうとこでまた物欲がふつふつとw

ハワイから悠久の時を経て、京都で山になった地層の岩盤で、品質は世界一だそうです。めちゃくちゃ自信もって何度も言っておられました。日本だけでなく、海外からも求めにこられるとか。

こちらで扱っている砥石は、包丁やカンナなど用で、刀はまた違うそうです。(刀好きも来たんだなタブン…w

 **********

いっやー。でもそうよねー。

刀も包丁もまな板もそうだったけど。

お金って大事っつーか、持ってるだけのものが手に入りますよねー…遠い目☆

(いやまぁだから、自分の身の丈、自分の身の丈…と唱えつつ、身を持ち崩さない程度に、人生を充実させてくれる方向でのお買い物をしております。