まぁ、そうなるよねっ。←半分わかってて行ってきてみた。
以下、ネタバレっつーか、単行本の通りでネタバレも無いもんだけども。
鑑賞してきました。・゚・(ノД`)・゚・。 pic.twitter.com/zdgt1kRheQ
— とーや (@to_ya0704) 2020年10月16日
いやでも、無限列車編っていうんで、アカザくん戦までやるのかなーどうかなーって思っていました。
がっつりやってた;;
なんていうのか、凄まじかったです。
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前半はエンムちゃんとの闘いなんですけども。
(彼のねっとりとした喋り方は、とても耳障りが良かったというか、夢に誘う鬼らしく可愛らしかった。パワハラ回廊の唯一の生き残りで、無残様と同類だったがゆえに気に入られてしまうというあのエピも好き。
(ミキシンさんが2シーンだけ出てきて、ちょっとだけ喋って「あぁあにゃーさんの中の人がエェ声でしゃべってはるー!」とか思ってたので台無しですワタシの思考回路はいったい。
戦闘描写が丁寧というか、列車内でのエンムちゃんのお肉(?)の動きがとてもわかりやすかったです。あれはやっぱり触手みたいのを斬りまくることによって、エンムちゃんの力を削いでってたのかなー。
(刀に血糊や脂がつかずに、斬ったあとは刃こぼれもなく、キレイに光っているので、不思議な鬼の骨とお肉。
(しかし正直なトコロ、最終回まで読んで、鬼推し側の考察も読んでしまって、逆側から冷めた目で見てしまってる自分もいました。
最期のエンムちゃんのちょっと長めな独白が良かったなー。
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後半は、アカザくん編というか。彼が出てきたところで、あぁあやっちゃうんだー;;って覚悟を決めた。←それまでは割とゆるめな感覚で見れていた。
結果、泣きました。
結構人が入ってたんで、嗚咽は漏らせねぇ…!(一度決壊したら割と継続してしまい周囲のご迷惑☆)って思って、すっごい我慢して、涙がポロッとなるぐらいですんだけど、本当は号泣したかったです。これは一人で家で見たたい系。
結果はわかってるけども、ヤメテクレー!って思うけども、戦闘はどんどん進んでいってしまい。
なんかすっごい、戦闘エフェクトキレーだった…。←語彙。
れんごくさんがやられてしまって、アカザくんが逃げるところへの、主人公の叫びが凄まじかった。演技というか、心の底からの絶叫。コレでやられました。感情持っていかれた…。
なんだろう。れんごくさんは、決して(人間的に)好みでも推しでも何でもないんです。それはやはり、単行本で読んだ後も、映画を見終わった今も変わりはしないんですが。ときめきは皆無なんですが。←余計な前置きなんだけども。
でもあの、柱合会議や列車での対面での「オカシイひと」からの、強くて真っ直ぐで才能に恵まれていたり、厳しくも優しい母が早逝してて父が毒親で弟に優しくしていたりとか。落差がスゴイのと、正しくて真っ直ぐなこと言い杉なんだけども。
なんだろう。このひとは自分の道を、母親に教えられた、一族が通ってきた道を、疑わず過たず、一生懸命生きてしまって、才能があるから良くできてしまって。
アカザくんに鬼に誘われてもたとえ命をうしなおうとも、ついていく選択肢は無くて。
エリートで天才ゆえの、他の道を選べない真っ直ぐさ加減が、いとおしかったのかもしれません。
(本当に、主人公の絶叫凄かった…。本当にれんごくさんを尊敬しまくってるのが心底伝わってくる演技やった…おつかれさまでした…。
アカザくんのお声がアキラ・イシダー!!!←桂さんかい!って思ったのですが、彼の代表作はそれだけを知っているので。
エンドロールが流れ始めても、周囲のひとびとは誰も立つどころか、身動きも口を開くこともなく。曲が終わり明るくなる最後まで。
公開初日に行ったからかもしんないけど、すごく静寂に包まれた最後でございました。
(たまにちっちゃい子の声が聞こえててほほえましかった。
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見た後はさすがにローテンションパネェので、再度見に行けるかというと、そんな元気は出ない…。見て無かったから見に行けた、といった感。
いやこれ、面白かった、という評で信じてもらえる?
たぶんだいたい、れんごくさんかっこいー!とかそうゆう感想だと思うんで、いや…かっこいいというか、かっこいいんだろうけど、ヤメテクレー!;;だったので。
あともうなんか、自分の子供を見る目なんだよな…。←