とっくの昔に遠い過去のものなんだなぁとか。

君たちはどう生きるのか。

批評批判に非ず、単なるド素人感想です。

 

 

 

 

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集大成と言われてただけあって、今までの映画のダイジェスト焼き直しみたいな感じを受けました。

ただ、この人の映画の影響うけまくって日本の他のアニメが壮絶な成長を遂げているため、新鮮さやドキワク、裏切られる展開みたいなものは全く感じられず。

思いついたシーンをツギハギしていったような、ちぐはぐなパッチワークのような感覚に。

(以前からそういった感じは受けていましたが。

ぁー、お年を召されたんだなぁ…という。

ただ、大昔のこの方の映画に激烈に感動しまくって影響されまくったんで、なつかしみは感じてきました。

本家に行ってみたらばまさに大叔父さんが昔話ぶっとるわー、みたいな?

もう、この人の映画を面白いとは感じられないんだなぁ…。←でも大昔の大人気映画は何度見ても面白い。

昔のはステージ設定も、人物描写もものすごくしっかりしていた。と、素人は思ったわけでした。

視覚的にも衝撃的なトコロは無く。←あのアオサギのくるくる変態とげていく様はおさすがでしたが…。

(カヘッカヘッ、は、アオサギが床上を歩くときの足音か。

プロモーションはしといてほしかった…音楽が初回だけでは全然耳に入ってこない系の人間にはツライ。

ストーリーはものすごくわかりやすかったのですが、意外性も何も無かった…設定も何もかも、どっかから借りてきたような感。

(戦時中の風景の描写、巨大な和風邸宅のデザイン、床のきしみなど、リアリティのあるとこもあったんだけど…。

(オウムがでてきたあたりで、オウムのデザイン?!息切れしました?!って感じだったな…。

下の世界の設定がゆるふわすぎて、説得力に欠けるというか。あの墓に何がいたのか、産屋が禁忌だったのはナゼか、大叔父さんは主人公に継がせたがったのはナゼか、夏子や母親ではダメだったのはナゼか。←そういうとこ、ガンガン回収してほしかったんですけどねー。突然母親が大叔父に抱き着いたり、主人公に親愛の情示すのも謎?

謎が謎のままだとしんどい部分がまるっとしんどいまま、全部ぶっ壊して唐突に終わる。

声優さんも、主人公は新人さんに近い人なのかな?うんー、って感じ。

キムタクは父親役なのにキムタクだった。

アオサギだけはすごかった。←ジゴボウみたいなのがえんえんとくっついてくる。

アオサギ描きたかった映画…だったんでしょうね…遠い目。